ブオオオオン。
 いたって普通のセダン車が駐車場に駐車した。
 降りてきたジャージ姿の中年男性は、パンパンになった大きなビニール袋を持っていた。
 店に入り口に向かって歩き、入り口脇のごみ箱に分別もせずビニール袋を『もえるゴミ』入れにグイグイと押し込み、車に戻り、走り去っていった。
 せめてお店に入ってよ!