| 冬の空と雪椿 第五節 筆者 : レート 季は冬、処は北海道。凍て付く寒さのこの地に、コタツでぐったりしている一人の女性がいました。 「う〜…」 見てもいないテレビを付けたまま、コタツテーブルの上に顔だけ突っ伏してアゴで顔を立てている女性、名を『煎御谷 』 …わかりません。 テレビ画面には、主婦層向けのワイドショーがやっていました。普段はワイドショーなどほとんど見ない女性ですが、なんだかテレビが点いていないと寂しいという事で、番組関係なしにテレビが映っているのでした。 女性は目を瞑り、口をむ〜っとさせていました。何も考えず、ボ〜っとしていました。 女性は既婚者で、すでに子供も一人、大学生の元気な男の子がいます。しかし、愛する夫は海外赴任中でほとんど帰らず、女性はいつも寂しい思いをしています。その寂しさを紛らすためによく女友達たちと一緒に旅行に出掛けたりするのですが、息子にはそれがただの道楽にしか見えないようで、女性もほとほと困っているようです。 そして今、女性がぐったりしている原因は、他でもない『帰らずの夫』にありました。夫とは昨年の二月に帰国した時以来会っていません。国際電話で話す事はありますが、それでは満足できず、寂しさは日々募っていきました。その夫が朝方、偶然にもテレビ番組に出演して歓喜に沸いた女性でしたが、その後に歓喜の反動の如く襲い掛かってきた寂寥感に苛まれ、う〜う〜唸りながら午前中はずっとぐったりしています。 「剛さぁ〜ん…」 夫の名前でしょうか、誰に言うでもなく呟きました。 ピンポーン。 煎御谷家の呼び鈴が鳴りました。でも、ぐったりしていた女性に全く応対する気はなく、居留守を使ってやろうと思いました。しかし、 ピンポンピンポンピンポンピンポン― 「あ〜もぅ!」 ただでさえ気分が滅入っているのに、出たくもない呼び鈴にしつこく呼ばれて女性は気が立っていました。コタツから出て、リビングを出てすぐ右手にある玄関で、置かれている靴を踏み台にして玄関先に降りて、鍵を開けて乱暴にドアを押し開け、 ゴン。 「あっ」 やっちゃった、と女性は思いました。少し開いたドアの向こうには鼻っ面を押さえてかがんでいるスーツ姿の人が見え、女性は慌ててドアを開け、謝りました。 「ご、ごめんなさい、大丈夫で―」 「ッテ〜…」 女性の謝罪に割り込んできた声は、とても聞き覚えのあるものでした。とっても身近な、とっても好きな、とっても聞きたかった声でした。ぶつけられた人、恐らく男性は、かがんで顔が見えない状態でゆっくりと中に入ろうとし、それに気付いた女性は反射的に後ろずさって道を開けました。男性が玄関に入り、ドアが閉まると、男性は鼻を押さえたまま顔を上げました。 「帰宅祝いの一発がこれかよぉ…」 その顔を見た女性は、一秒と掛からず一瞬の内に、男性の胴にガッチリと抱きつきました。 「剛さぁ〜ん♪」 そうです。この、ちょっと髪がツンツンした、なかなか若い風貌を持った男こそが、女性の愛する『帰らずの夫』であり、煎御谷家の大黒柱、名を『煎御谷 剛』と言います。抱きつかれた剛はちょっと恥ずかしそうに、 「おいおい、照れるじゃないか」 「会いたかったぁ〜ん♪」 「あぁ、オレも会いたかった」 女性は剛の胸に頬をスリスリして、息子にも見せたことがないとびきりの笑顔でした。そんな妻の相変わらずの仕草がかわいく思えて、剛は軽く頭をなでてあげました。それに気付いた女性は顔を上げて、じっとまっすぐ剛の目を見つめました。 「おかえんなさい、剛さん」 「ただいま、美緒」 美緒と呼ばれた女性は少し背伸びをして、剛は顔を下げて、二人は仲睦まじく口付けをしました。場所が場所なのでそう長くはありませんが、人目をはばかる必要もないので、満足するまで続けました。 紹介が遅れましたが、剛と口付けを交わすこの女性、名を『煎御谷 美緒』と言います。 やっと唇を離し、しかし身体は離れず、二人は抱き合ったまま…というより、美緒が剛に抱きついたままです。約一年ぶりの再会、そして口付けを交わした事でちょっと興奮ぎみの美緒は、耐え切れずに剛に訴えました。 「剛さんっ」 「ん?」 「あたし、我慢できないっ」 「なにが?」 美緒は思わず焦っていました。はやる気持ちを抑えても、口が勝手に喋ってしまいます。 「ねっ、ベッド行こ?」 剛はその、美緒の言葉と甘く誘うような仕草ですぐに察しがついて、 「はぁ!? ちょ、ちょっと待、」 「ねっねっ、お願いっ」 剛の目下で密着しながらかわいい顔をして甘い声で誘ってくるので、帰国直後で疲れているとはいえ断りたくなくなってきました。年甲斐もねぇな、と心の中では思っていても、眼前の事実がそんな思いを吹き飛ばしてしまいます。相手が一年ぶりならこっちも一年ぶりなんだし、できるものなら今すぐにでもしたいというのが本心です。でも、やっぱりそこはグッと堪えて、 「ダメだ」 「えぇ〜、好きにしていいからぁ」 「っ、ダ〜メ」 「どうしても?」 「疲れてんだ」 「はぁ〜い…」 美緒は剛の腕の中でしょんぼりしてしまいました。せっかく喜んでいるところをガッカリさせては悪いと思った剛はフォローを入れます。 「でもな、」 「…?」 「夜は覚悟しとけよ?」 美緒は一気にパァッと笑顔になって、 「うん♪」 またガシリと剛を抱き直しました。 美緒は剛のコートとカバンを預かり、二人ともリビングに入りました。 「うぉー、帰ったぞー」 久々の我が家のニオイと暖かさを感じて気がゆるんだ剛は、ぐぐっと伸びをしました。 「コタツ、コタツ〜」 そして、念願の我が家のコタツに飛び込みました。 「あ〜、あったけぇなぁ。でっけ〜でっけ〜」 コタツのあたたかさに癒され、開放感のあまり剛はもう何を言っているのかわかりません。テレビも点けず本も読まず、まぶたを閉じて口はやや笑み、幸せそうな表情です。その後ろでは、美緒が台所でパタパタと何かをしていました。 レンジがチンと鳴り、美緒はフタを開けて中からカップを二つ取り出して、すでに他の物も乗っているおぼんに乗せて、それをコタツに持っていきました。そして、美緒もコタツに入りました。 「おぉ」 剛は唸りました。目の前に置かれたおぼんの上には、ホットミルクが二つとドンブリいっぱいのご飯、そしてたっぷり盛られたイカの塩辛でした。 「はい、ど〜ぞ」 「いただきま〜す」 剛はドンブリを手に持って、盛られた塩辛をハシで掴めるだけ掴んで口に放り込み、 「うめぇーッ」 まぶたをギュッと閉じて吠えるような口で、しかし声量は普段通りでした。しばらく味わいながら咀嚼したあと、ドンブリを口に当ててご飯を大量にかき込みました。終始幸せな表情を浮かべる剛は、おいしそうにゴクンと嚥下してハァと一息突いて、 「おらぁしあ〜せだ」 心地良さそうな笑みを浮かべました。その様を同じく終始幸せそうな笑顔で見ていた美緒は、剛の笑顔を見て事さらに嬉しくなりました。そりゃそうです、ダンナ様が自分の用意した食事を食べて喜んでくれるのだから。 「前もって連絡くれればもっといいの用意しとけたのに…」 「いや、」 咀嚼中だった剛はそれだけ言って一旦止め、飲み下してから続けました。 「安もんもいいもんも関係なくてさ、たらふく食えればオレは満足だよ」 剛はまたガツガツと塩辛を食べ始めました。 イカの塩辛といえば普通、酒やビールの肴に食べる物です。しかし、そこにあるのはアルコールではなくただのホットミルク。塩辛を肴としてではなくご飯のおかずとして食べる剛は、大方の予想を裏切る事なく、アルコールがテンでダメなのです。 そもそも剛が塩辛好きになったのは、幼少時代、酒豪だった剛の父親に食べさせてもらったのがキッカケでした。子供だてらに塩辛の大人びた奥深いうまさを認識できた舌肥えの剛はそれ以来塩辛にすっかりハマってしまい、週に三回は夕食に塩辛を食べているのでした。 そんな剛が高校生になった頃、当時ヤンチャだった剛は悪い友達たちに誘われて、友達の家に集まって興味本位でビールを飲みました。自分の父親がほぼ毎日うまそうに飲みまくっているのだから、どれくらいうまいのだろうかと興味が沸くのは当然です。しかし、剛は軽く口にしただけであまりのマズさに吹いてしまいました。こんな苦くてマズくて気分の悪くなる物を父親は毎日飲んでいたのかと思うと、剛は父親の違った意味合いでの偉大さを感じました。当然剛はビールを拒否しましたが、友達たちに無理やり飲まされてしまい、一本飲み切った時には立てないほどにグデングデンの泥酔状態になっていました。 以来剛はアルコールに拒否反応を起こすようになり、父親の食後の晩餐に付き合う時は、大好きな塩辛と大嫌いなビールが間近にあって毎日大変な思いをしていたそうです。また、上の一件のせいもあってか剛はだんだんと改心し、悪い友達とも縁を切り、その後は生徒会長を務めたりと模範的な学生生活を送っていました。改心し過ぎて生真面目な人間になってしまったのが玉にキズ。 余談ですが、美緒と生涯を共にするようになった大本のキッカケもじつはアルコールなのです。 「そだ、テレビ見たか?」 「うん見た見た、すんごくカッコ良かったわ〜。でもやっぱり本物の方がステキ♪」 「そうだろうそうだろう。スタッフの腕も良かったんだろーな、自分でも惚れ惚れした」 「もー、連絡くれれば録画しといたのに。なんで電話してくれなかったのっ」 と、美緒はちょっとスネぎみに言いました。 「いや、その、違うんだよ。―1秒でも早く美緒に会いたくて、電話する時間も惜しかったんだ」 剛の小っ恥ずかしい言葉は美緒のハートのど真ん中に直撃して、メロメロになってしまいました。本当は美緒も、剛が電話してくれなかった、否、できなかった理由はわかっていました。暴力的なまでのハードスケジュールがやっとのやっとで一段落して、忙しい時間を縫ってなんとかヒマを作って帰ってきてくれたのだと。しかし剛はその事を言い訳にせず、あえて美緒のためを想った言い方をしてくれたのです。 違った意味で感極まった美緒は、小っ恥ずかしさを紛らわすために暴食していた剛の、やや赤らんだほっぺに軽くキスをしました。いきなりだったので剛は少しビックリして、微笑む美緒の顔を軽く一瞥したあと顔を逸らして暴食を続けていました。その顔は、赤くなっていました。 「ごちそーさまでしたぁ」 「お粗末でした」 カラになったドンブリをコタツの上にドンと置き、剛は後ろにバタリと倒れました。 「ぅあ〜食った食った…」 剛は半大の字になって、お腹をさすったりポンポンと叩いたりしていました。美緒はおもむろに、剛の隣にくっつくように寝そべりました。 「お仕事、おつかれさま」 「うむ」 「大変だった?」 「そうだな。結構でかい仕事だったけど、やっとこさ一区切りついた。今回は少し長めにいられると思う」 「どれくらい?」 「まぁ、せいぜい3日くらいかな」 「やぁ〜ん、3日も剛さんといられるぅ〜♪」 美緒は剛の片腕に抱きついて上腕部分に頬をスリスリしました。二人にとって、3日の帰省は長い内に入ります。普通ならだいたい1日、良くて2日が当たり前でした。 「そんだけ喜んでもらえれば、オレも帰ってきた甲斐があるってもんだ」 剛は片方の手で抱きつく美緒の頭を撫でてあげました。 「昔と今じゃ、1日の価値が違うもんね」 「…昔の1日はチッポケだったのか?」 「そ、そんなことないよっ」 美緒は少し身体を起こし、剛の目をまっすぐ見ながら慌てて真剣な声色で言いました。剛は軽く鼻で笑って、 「ジョーダンだよ」 美緒は笑み含みのスネ顔で、 「いじわるぅ」 起こしていた身体をまた寝かせて、剛にピッタリくっつきました。 ―少しの静寂の後、美緒が人差し指で剛の胸にのの字を書きながら、 「ね〜ぇ、剛さん」 「ん?」 「疲れてるトコ、悪いんだけどぉ…」 微妙な間、 「お願い、聞いてくれる?」 「なんだ?」 意味深な間、 「デート、誘われてくれない?」 「デートぉ? …どこ行くんだ?」 「繁華街」 繁華街とは、二人の息子とそのガールフレンドがよく『街』と呼んでいた、近所で最も栄えている一帯のことです。デパートがあったり大広間があったりイベントホールがあったり本屋があったりスーパーがあったりショップがあったりと、行けばなんでも揃います。 「うーん、どうすっかな…」 「ダメ?」 剛はしばし黙考した後、 「まぁ、美緒のお願いじゃ断れないな」 よい返事をもらった美緒は、 「ありがとっ♪」 剛の腕をギュッと抱きしめました。 「おーい美緒ー、まだかー」 「もーちょっとぉ〜」 先に着替えが済んだ剛は、決して広いとはいえないウォークインクローゼットの前に立ち、中にいる美緒を待っていました。美緒が入ってからかれこれ10分は経過しています。 「別に服くらいどれでもいいだろ?」 「ダメダメ、デートなんだから。女の子はおめかししなきゃいけないのっ」 「先行っちゃうぞ」 「あっ、待って、今決めるからぁ」 と、何度目の同じセリフでしょうか。剛も待たされ過ぎていい加減呆れて、 「オレが決めてやるから、見せてみ」 「ん〜…」 美緒はクローゼットの引き戸を半分ほど開けて、二着の服を持った両手だけを出しました。 「どっちがいい?」 しかし、剛は二着を見比べる前に、 「はぁ〜?」 気の抜けた声が出てしまいました。美緒が見せた二着の服はどちらもハデハデなドレス風で、ちょっと街までお出かけ程度の柄や色合いではなかったのです。剛は力が抜けて背後にあったベッドに腰掛け、 「みぃ〜おぉ〜」 「へ?」 「こんなの着られちゃ恥ずかしくて一緒に歩けねぇよー」 「ダイジョーブよ、コート着るから」 「…じゃあ、脱いだ時は」 「え…、っと、それは…。う〜ん…」 剛は小さく溜め息を吐いて、 「なぁ美緒。端から見て、その服とオレの服のバランス合うと思う?」 「…合わ、ない」 「だろ。別にこれから高級ホテルの三ツ星レストランに行くわけでもないし」 「え? ディナーは?」 「ファミレスだろ?」 二人はキョトンとした顔でじ〜っと見つめ合っていました。やがて美緒が軽く微笑んで、 「うん、わかった♪」 手を引っ込めて引き戸を閉め、美緒は鼻歌を唄いながら着替えを続けました。そんな美緒のやや不可解な反応は、さすがの剛も理解できそうで理解できませんでした。そして当の美緒は、こう思っていたのでした。 『剛さんと一緒なら、どこで何を食べてもおいしい』と。 少しして、クローゼットの引き戸が開きました。 「おまたせ〜」 中から出てきた美緒の服装は、ピンクのハイネックセーターの上に同色のカーディガン、下はワインレッドのひざ丈スカートでした。 「どお?」 「うん、かわいい」 「やぁ〜んもぉ、剛さんったらぁ♪」 ベッドに腰掛けていた剛のおでこを人差し指でツン、と軽く突ついたつもりの美緒ですが、実際にやられた剛は首がグキッと鳴ってしまいそうになるほどの衝撃を感じたのでした。しかしここは男、あえて何も言わずに平静を装います。 「さぁさ、早く出かけましょ」 「ん」 二人は寝室から一旦リビングに戻り、それぞれコートを着ました(剛は美緒に着せられました)。そしてまたリビングを出て玄関を出て、美緒がしっかりと鍵を閉めて、いざ出発です。 早々、美緒は嬉しそうな顔をして剛と腕を組みました。もちろん、美緒の方からいきなりです。剛もまんざらイヤでもないようで、そのまま受け入れました。 「剛さんとデートなんて何年ぶりかしら♪」 「最近じゃそんなヒマなかったもんな」 "最近"というのも年単位の話ですが。 「昔はこうやって仲良く腕組んで、いろんなトコ行ったね」 「道頓堀も行ったし通天閣も行ったし、海遊館も行ったな。定番スポットはだいたい押さえてたか」 「でも剛さん、あたしが誘わなかったら行かなかったでしょ?」 「…まぁ、あの頃は仕事一筋だったしな」 「イヤだ面倒だって言って、結局は楽しんでたもんね」 「そりゃあ、美緒と一緒だったからさ」 「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない♪」 「いや、本音だよ」 剛は気持ち神妙な声で言いました。 「あのまま固っ苦しい生活続けてたら、家庭も作らずに仕事と結婚してたかもしれない。美緒には感謝してるんだ」 「そんなぁ。あたしはただ、剛さんに一目惚れしちゃっただけだよ?」 「それが結果的にどっちにもプラスになったんだから、持ちつ持たれつって事さ」 「…支え合う、ってこと?」 「あぁ」 「―そっか…。あたし達、支え合ってるんだね…」 美緒はやわらかに微笑み、剛の腕に抱きしめをゆっくりと強くしました。 そのまましばらく歩いて、剛が言いました。 「さて、どこ行く?」 「剛さんはどこがいい?」 「ん〜…、疲れないトコがいいな。あと座れるトコ」 「じゃ、フツーに映画館とか」 「いいな。それでいこう」 「ちょっと待って、映画館なら、えっと…」 美緒は言いながら、肩に掛けていたバッグの中をゴソゴソと探し始めました。 「あった」 中から取り出したるは、映画館『スターライト』で放映中の映画の一覧が書かれているリーフレットでした。この前友達と見に行った時にもらった物です。 「お〜、ナイスタイミング」 剛はリーフレットを受け取ってリストを軽く見ました。 「あ〜ん…、どれも向こうで見たなぁ」 『向こう』とは、アメリカではなく『海の向こう』という意味です。 「えぇ〜、ズルイぃ〜」 「ズルイったって…。あ、これなんかどうだ。日本映画だし」 剛が指差したのは、怪獣映画でした。 「怪獣なんてヤだ、こっちがいいっ」 美緒が指差したのは、感動を呼ぶドラマ映画でした。 「こんなん見てたら絶対寝ちゃうって、迫力ある方がいいだろ」 「ガーガーうるさいんだもん、映画はもっと静かに見るのっ」 以下割愛します。 ―1分後。 「よし、怪獣に決まり♪」 「おぅ」 結局、最後は美緒の十八番『剛さんが見たい方』でファイナルアンサーでした。 [ 冬の空と雪椿 第六節 ] [ 戻る ] |