ザ・コンビニ 36
ピン―
「キャーーーーーッ!!」
ビックリした。
チャイムも鳴り止まぬ内に、耳をつんざくような叫び声が店内に響き渡った。
裏手で在庫整理をしていた私は慌てて表に出る。
が、店内には誰もいない。
そしてガラス越しに外を見ると、女性が全力で走り去っていた。
否。
…逃走?