溜めに溜めまくった日記。
土日にスーパー久々の写真旅行行ってきました。
いやー遠かったですよ、群馬から群馬の一泊二日。
準備を整えて出発。
なにせ県内なので、念のためETCは挿したけど有料道路回避のナビ設定。
Yahooカーナビだからスイスイ行けると思ってド混雑の街中を走らされてビビる。
朝食をちょっとした食べずに出てきたので、道中どこかのローソンで待望のブランパン食べようと思って往路の2時間で走行車線に1軒もナシ。
対向車線には5軒くらいあったのに…。
さすがにお腹が空いたのと休憩で沼田のミニストップでお手洗いと飲み物。
ナビを先に進みながら道端を眺めていたら撮れ高ビンビン路地が眼球に飛び込んできて、さらに最高のタイミングで道の駅が近くにあったのでダッシュで駐車。
矢瀬親水公園。
公園内をさっさと抜け、橋を渡り、バイカーやら観光客が結構いる高橋の若どりをスルーしてその奥の撮れ高路地へ。
上り坂の途中に線路トンネルを潜る、林の暗がりと苔むしった神秘的な田舎の道。
時間を忘れてパシャパシャ撮りまくる。
マップで見たら牧野神社の周辺だそうです。
坂の上に上がったらさらに神秘パワーアップの真っ赤な橋が登場。
さらに坂の下を見下ろせて線路も入る素敵なビューが出てきてテンションさらにアップ。
もう時間を忘れて撮りまくってやるぞー!と思って三脚立てて雨ポツポツで一瞬で時間を思い出して撤収。
道の駅の売店を覗いたら、軽食コーナーでおやきが80円だったのでようやくお腹に食べ物。
さらに売店でチョロチョロと特産品を購入。
宿はもうすぐそこなので直行。
通りから一本細道に入ってスーパー細い橋を渡って生活道路をウネウネ抜けて、本日の宿、上牧温泉常生館。
生活道路から一本入って砂利の庭に入る流れが完全におかんの実家です。
荷物を持って中に入り、チェックインの手続きしようと思ったけど誰も出てこないのでチワース。
女将さんが出てきてノン手続きで部屋に案内されるスーパーアットホーム。
108号室に案内されて煩悩の塊なんだろうかオイラ…。
エアコンなし、布団敷きはセルフ、地デジはAVerMediaにブラウン管。
窓からは上越線を望む。
コレです、完成されたビジネスホテルよりもコレです。
とにかくお昼がまだなので荷物をおろして即出発。
部屋のカギを…、あれ、カギないのか。
まぁ田舎の宿だし仕方ないか、出る前に念のため訊いてみよう。
スタッフがいそうな居間のような空間に向かってすいませーんしたら、女将さんじゃなくて若い青年の声。
息子さんかな?と思ったら腹ボリボリ掻きジャージイケメンが出てきて客商売を超えた有料ホームステイ感。
カギありますかって訊いたらあーーーえっとーーーーーというあるけどなくてもいいですかレーザーが飛んできたので了承。
出発して水上ICの方に出て、狙っていたそば屋に行ったら本日終わりましたという。
まぁ15時だしね…、仕方ないよね…。
せっかくだから真隣にある大とろ牛乳なるスウィートゥを覗いてみる。
いかにも都会からバイトで出てきたようなオシャレな姉さんに解説をいただくと、牛乳と冷凍コラーゲンを混ぜたスウィートゥだという。
トッピングでコーヒーゼリーがおいしそうだったのでプレーン300円にトッピング160円で460円か高いなぁえ、惑星ゼーベツ497円?
出てきたのは缶コーヒーサイズのプラスチック容器。
コレで500円か…、観光客っておいしいな…。
一口食べてうん食後だわということで保留。
道を少し先に行ったら別のそば屋が出てきて、もう選んでる余裕ないので入店。
季節の天ぷらセット1350円。
特にこれといって特徴は感じませんでしたが、おいしかったです。
むしろ一番特徴的だったのは、そば屋なのに腹に響くクラシックがBGMだったこと。
これはとんでもないオーディオ入れてるな、ご主人相当なマニアだな!
レジの会計時に聞いてやろう!と思って会計時にレジカウンターを覗き込んだらケンウッドのコンポだった。
オーディオってば青天井だぁ…。
車に戻って大とろ牛乳を淡々と食べる。
そうだね、牛乳プリンだね。
Youでおなじみバンジーの諏訪峡大橋を歩いてみたかったけど、駐車場は周辺になかったので諦めて橋を渡った先の路肩に停めて橋を撮る。
さらに線路の方にも下っていけそうだったので坂道を歩いていたら奇跡の上越線電車がコッチに向かって走ってきた。
極めて幸運なことに45-150望遠を付けていたので、このチャンスを逃すまいとすぐさま高速連写に切り替え、テレ端に寄せてよし撮るぞ連sTJ-SDのバッファ尽きたーーーーー。
TJ-SDへの愛は尽きないと思っていたけれど…、シャッターチャンス逃すのはとってもマズいの…。
道を進んで撮影スポットを探していたら、ホテル街の川向かいに空き地があったので駐車。
林の中から聚楽の辺りを撮影していたら、ベランダに出ていた若い男子集団がコッチに向かって全力で手を振ってきたのでパーフェクトスルー。
ゴメンね、こちとら蚊との格闘でそれどころではないんです。
一旦戻って支道に入ってみたら、Yahooカーナビに掲載されていない細い橋に出て川を渡る。
道の駅水紀行館。
売店とかくっついてるけどまずは川沿いに出て写真を撮ろう。
川沿いの遊歩道に出てロケーションを探っていたところ背後からアサラト音が聞こえてくる。
咄嗟に振り返ると、アウトドアファッションを着込んだ男性が右手にアサラト、左手にブブゼラの完全装備で出現した。
すぐにでも話しかけようかと思ったけど、犬を連れた嫁さんと一緒だったので遠巻きからシャカシャカした。
向こうに見える吊り橋が気になったけど歩くと結構な距離、しんどいけどお腹空かせるためにせっせか歩く。
吊り橋からだと諏訪峡大橋が下から見上げられて、しかもバンジーポイント丸見えじゃん!
45-150に交換してバンジーポイントにズームし、ジャンプする決定的な瞬間を撮ってやるぜ!
そう意気込んだレートの目に飛び込んできたのは撤収真っ最中の光景だった。
ですよね…、もう山の夕暮れですもんね…。
ライカ25mmの開放でないとブレるくらい暗くなってきてしまったので、もはやガレ場でしかない遊歩道を何度も転びかけながら必死に抜ける。
道の駅に戻ってきたのでちょっと売店でも覗こうと思って17時で閉店だった。
なにもかもみななつかしい。
本格的に暗くなってきたのでまっすぐ宿に戻る。
各地でもらった冊子を眺めながら夕飯の時間までゴロゴロ。
時間になったので食堂へ。
時期になると運動部の高校生団体が来るというので大きいけど家庭的な食堂。
の端っこに一人で夕食。
献立も非常に家庭的で、田舎のおふくろの料理そのもの。
気さくな女将さんとダベりまくっておいしい優勝をいただけましたずっと満腹だけど。
食後に軽く休んでから温泉。
源泉はぬるいので加温しているそうです。
木の板で保温されたフタを開けて浴槽に入りアッチッチ。
隣の浴槽がぬるめということでそちらに移ってまったり。
露天風呂もあると聞いていたのでそれらしき引き戸を開けたら生活道路とこんばんはしてしまい、オレ、ほんの一瞬ながらちんせつぶつわいれつ罪を犯してしまった。
なんだもう一個ドアあるじゃん!
こっちじゃん!
ドアを開けたら大量のガレキがお湯のない浴槽にたぷたぷ浸かっていた。
そんなものはなかった。
シャワーは水道水のようで、上野村のようなヘアビューティの魔法は感じられませんでした。
温泉上がって部屋でカメラメンテと冊子読みとネットサーフィンしてたら眠くなってきたので就寝。
寒い。
水上の朝は寒い。
あまりの寒さで睡眠が満足でなかったのか、猛烈に眠くて朝風呂をすっぽかして朝食まで二度寝。
家庭的な朝食を食べながら、チラシを読む女将さんと世間話をしてもはや実家である。
食後に温泉。
ヒゲ剃っていたら洗面器にゲジゲジが現れては排水口に消えていった。
さっさと撤退の準備してチェックアウト。
肝心の上牧温泉の周辺を撮影していなかったので、ご厚意で車を駐車場に少し置かせてもらえることになったので甘える。
今回の目玉アイテム、トランクから折りたたみ自転車を出して出発。
メインの用途はこのあとなんですが、試運転ということで。
大きな真っ赤な鉄橋の南側に、真新しい吊り橋が見えたのでそちらをぐるっと回る。
さらに南の方の畑で稲刈りをしていたので望遠で切り取る。
町営の日帰り温泉もあるんですがまさかの12時からなので入れず。
適当にパチパチ撮ったところで車に戻って出発、試運転は上々でした。
これから走る予定の経路にコンビニなんてないので、昨日通りかかった水紀行館に近くのセブンへ。
飲み物を買ったついでに、レジのお姉さんに諏訪峡大橋周辺に駐車場はないか尋ねたら、水紀行館から歩くしかないとのことだった。
わざわざチラシまでもらってしまってもう立ち寄ることはないなんて言えなかった。
ナビを設定して出発。
あ、ちなみにナビデバイスはZenPad S 8.0です。
大通りではなく山道をゆっくり走りたかったので、次の目的地まで横断する経路で。
途中で天空の階段を見かけたり、昨日の雨の影響か、やたら水がコンコンと湧いて道に流れていたり、谷の奥深くを眺められたり、ヘビが出たり。
ガソリンが少なかったこともあるんですが、せっかくだからと窓を開けて山の空気を取り込んでいたところ、カッッッと鋭い音がして車内に何かが飛び込んできた。
うわぁ怖い怖い生物だったら超ヤバい早くなんとかしなきゃどうしようどうしよううわぁぁぁ
ハザードたいて路肩に停車して後部座席に転がった落下物を確認したらどんぐりだった。
オレとどんぐりの背比べ。
もったいないからカーインテリアにした。
さらに山道をぐわんぐわん走って、利根沼田望郷ラインに入ってトンネルを抜けたらやたら急峻にある神社を見かけたのでターンして上ってみる。
飯綱神社という。
60段はありそうな石階段は、長らく管理されていないのか草ボーボーで大変上りづらい。
でもおかげで眼下のフルーツ園を一望できて良い写真が撮れました。
フルーツ園は一切立ち寄ってませんが。
どんどんナビを進み、伝説の吉祥寺を抜けて目的地川場田園プラザに到着。
オレの知ってる田園プラザって、火曜日の大雨の閑古鳥だったんですよ。
振り向けば満車とはどういった所為で。
テレビで話題になったらみんな寄ってたかりやがって…。
臨時駐車場に駐車して、折りたたみ自転車を出して出発、まずは南下。
大通りを外して脇道ばっかり走る。
ずっと下り坂なんですが復路で死んじゃうんじゃないかと思うと下りでスピード出すのが怖い。
案の定、結構な登坂が出てきたので脇道に逸れる。
あれ、この道なんか見覚えが…。
やっぱりそうだ、前回訪れてチョロ滝の汚名を着せて差し上げた兜滝だ。
適当に走ってきたけど遭遇できるもんだ。
自転車で近づくにつれて水の音がする!!と滝に向かって極めて当然のことを不当然な経験を食らったレートさんが発する。
自転車を括りつけ、竹林らしきものがなくなって幾分かスッキリした落下するような下り階段を慎重に降りてヘビと再会しながら兜滝と再戦。
本当に滝だったと言わんばかりの大変潤沢な水量で、前回あの大雨でチョロチョロはなんだったのか。
興奮して三脚立ててスローシャッターから高速シャッターから撮りまくっていたら蚊にレイプされてしまい慌ててスポーツパーカの袖まくりを長袖に直す。
汗だくになりながらも大変満足して撤退。
その直後にアクアが入れ違いで兜滝に入っていって、貸し切りで良かった。
田園プラザにあれほど山のような来客があっても兜滝には数組しか来ないんだから大雨に来る客はもののけである。
撮ったり走ったりしながら気ままに進んでいたら、見覚えのある凄まじい下り坂が現れて、これは一度下りたら引き返せないと思い路肩でひとり作戦会議。
ああ、やっぱり経路的にはこの坂下りないとダメだな。
覚悟を決めてシャーっと猛スピードで下り、その先には雄大な川を渡す橋と、屈服させる超上り坂。
橋からの眺めもそこそこに、全力で上り坂に特攻してすぐ降りて歩き出す。
いや絶対ムリっすわコレ…、漕いだら折りたたみ自転車が折れちゃうよ…。
やっとの思いでなんとか坂を上り切るも、すっかり疲れ果ててしまったので、酒造の脇にある蔵カフェで休憩しようと中に入ったら【本日は終了しました】。
バリバリ営業時間のど真ん中なのに雑な仕事だぜ…。
吉祥寺はスルーしたけどキンキンに冷えた湧き水で手を洗って、一瞬の休憩を挟んで再出発。
SLプラザの脇を抜けてウロウロしてみたけど、これといったメシ屋は見当たらなかったので、最大の目的地カッフェ・カネカワへ。
入店して、自転車の置き場について尋ねる、ただそれだけで値踏み視線グッサグサ食らって入店5秒でもう怒られた気分である。
自転車の駐車位置を直して再入店、いつもの習慣で「飲み物だけでもいいですか」グッサググッサグッサ。
エスプレッソに開眼した始祖の店、改めて見るメニュー表は当時チンチンプンプンだったけど、今こうして読んで全て理解できることに感動する。
真の始祖はシェケラートだけど、やはりココは基礎から、カッフェ注文、270円。
マシンを見たらマジかよレバー二連かよ!
メニュー名と言いマスターのイタリアかぶれは相変わらずどこまでも突き抜けている。
カップはウチと同じアンカップ。
ドキドキしながら飲むソロ。
ほんのりした酸味とどっしりした苦味、そして特徴的な強い銀味。
この表現、自分の中ではよく使うんですが、なんと例えたらいいか、金属をわずかに舐めたような、鉄分っぽい味。
恐らくたっぷりの油から由来した味だと思うんですが、ここまで明確に銀味を感じるコーヒーには普段出会えない。
酸味と苦味のバランスも加味すると、スペシャルティアラビカとロブスタのブレンドか、それもロブスタ多めの。
久しくロブスタの味を感じていないので敏感になっているのかもしれません。
イタリアスキーのマスターのことだから、まずロブは入れるだろうと踏んで。
始祖だからといって特別おいしいわけではないとは考えてたし、実際特別そこまで好みとは感じませんでしたが、やはり感慨深いものがあります。
なにせ会計しようとレジに向かったら「都内ではコーヒーだけじゃダメなんですか?」って詰め寄りが来るくらい。
マスターのどストレートぶりは2年経っても変わっていなかった。
今度はシェケラートをいただきに来ます。
さすがにお腹が空いてきたので、川場田園プラザの駐車場に戻り、自転車をしまい、出発。
…え、田園プラザ?
激込みの道の駅には入っちゃいけないってばあちゃんが言ってた。
沼田IC大通りに出ればなんかあるだろう、とナビで設定して抜けてみたところ、近くに別の道の駅があるというのでそっちで相殺しよう。
道の駅白沢。
バイカーはやっぱり多いけど川場とは比較にならない快適ぶり。
農産物直売所で木工が激安だったので、それとおやきを少々購入。
野菜コーナーできのこがおいしそうだったけど、道の駅のきのこって危ないもんなー、やめとくか。
というわけで昼食はおやき。
おやきばっかり食ってる気がする。
飲み物がないとツラいので近くのデイリーストアで玄米茶、レジのメガネ女子が結構キュートだったのでボクにヤキを次元が違う気がする。
慣れない旅先の全力チャリでかなり疲れたので、まだおやつタイムだけど早めに帰路に。
帰りも高速は使わず、赤城山の東側の山道を迂回。
ひたすら山道をうねうね走ってエンブレがんがん使って疲れる。
コレ確か前回吹割の滝を目指した時の往路で走った道だと思うけど今回も道の駅くろほねスルーした。
いつになったら寄るだろう。
休憩がてら大間々駅前のローソンでブランパンリベンジしたけどなかったから文字数仲間のブドウパン食べたけど甘くてツラかった。
帰宅。
おみやげは賞味期限切れ直前の抹茶プリンくらいだった。