野崎まどファン垂涎。
具体的な話は後ほどに回し、ひとまず動作報告を致します。…え、なんの動作報告だって? そりゃアータ決まってるでしょうサンワサプライ製TransferJetアダプタですよ。USB-AのADR-TJAUBKとmicroBのADR-TJMUBK。一番安く買えるのがサンサプダイレクトだったのでファイバータグと一緒に。到着して開梱したら製品の裏にシリアルナンバーが振ってあり、microB版のナンバーが00549という衝撃の若さ。この世に3桁しか出とらんのかTJ…。で、肝心の動作報告ですが、サンサプ製最大の特徴であるモード切替の内、MCモードは使用することができなかった。正確には、このMCモードことSCSIドライブモードが、完全にソニー製TJ対応デジカメ専用のモードであったため。てっきりUSB-AとmicroB間をSCSI接続できるものと思っていたのですが、何をどうしてもUSBマスストレージとして認識される気配はない。同じソニー製LSI同士だからと期待したのですが全くダメ。同様の理由で、最も期待していたTJS-1再活用の道も、やはり対象がソニーTJデジカメでないと全く動作しなかった。同社製LSI、MCモードならと期待したのですが…。ということは、モード変更ができないTJS-1は、大変貴重なTJソニーデジカメと一対一の完全専用ドックステーションだったことになる。なんて贅沢な製品だ。どっかのレコーダとスマホとアダプタじゃあるまいし。
なお、TJモードは無事に動作した。TJS-1が動作しなかったことで完全に誤解していましたが、ソニー製と東芝製でも互換性はあるようです。現に、サンサプ製microB(スマホ)から東芝製USB-A(Windows)へファイル転送できました。ただまぁいかんせん古いソニー製なので転送速度には乏しいし、なにより体積が東芝アダプタの5倍くらいあるので物理干渉の懸念が大きい。唯一メリットになるのではと思ったサンサプ製のTJユーティリティも、大変残念なことにコンフィグから保存先を変更することはできなかった、いやそれどころか全ファイル一律マイドキュメントなので東芝転送ソフトウェアよりひどい。